| サン・ルイ記 | |||
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<カナリアとサン・ルイ> ここセネガルは一応イスラム国であるため、欧米諸国と同じで、年始の休日は1月1日のみである。在外の大使館はその国の祭日を鑑みながら、日本の祭日日数に合わせ、年間の休日を調整している。 妻は1月5日まで休暇をとっており、この休みを利用してカナリア諸島へ行くことを提案していた。カナリア諸島へは必ず行くつもりであったが、今回地図で確認してかなり近いことが分かっていたが、交通手段等は不明であった。 しかし、私は長期滞在のための各種準備をする気でいたため、ダカールに着いて直ぐに行くのは慌ただし過ぎると思っていた。 “泣く子と猫と妻”には勝てない。しかし、成田を出発する直前に電話がかかり、「今回はカナリア諸島へは行かない、その代わりサン・ルイに行こう」と言い出した。“St Louis”は英語読みならセントルイスであるが、フランス語では“サン・ルイ”である。60年代のポップスに「サン・ルイ」というのがあったのを何故か覚えており、その言葉の響きには懐かしさを深く感じる。 <サン・ルイへの旅立ち> 1月1日夜遅くダカールに着き、2日に慌てて旅の準備した。1月3日金曜日、朝9時過ぎにサン・ルイに向けてダカールの街を出発する。妻の通勤車は砂とも土ともつかぬ様相をしめす広大な灌木地帯を走り続け、11時前に途中の街ティエ=thiesを通過する。その間どうみても砂漠の変形としか思えない、土漠というのであろうか、砂と土が入り混じった真っ平らな土地をひた走る。舗装された道を通ってはいたが、結構疲れる。舗装されたといっても、日本並の完璧な道路ではない、あくまで簡易アスファルト舗装の二車線道路である。午後1時前にサン・ルイに到着、ほぼ4時間の車の旅となった。 |
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